みぎわ会の開設について

 開設の想い

 旧約聖書 詩篇23篇に

 主はわが牧者なり、われ乏しきことあらじ。
 主はわれをみどりの野に伏させ、いこいのみぎわに伴い給う・・・

 という美しい、神の愛とみちびきを讃えるうたがあります。

 「みぎわ園」の名前はこの、いこいのみぎわ・・・ オアシスの岸辺・・・からいただきました。

 長い開業医生活の中で出逢った一人の老女とのかかわりから、施設を開くことになりました。

 みぎわ園を利用されるみなさまが、長い旅路で疲れた靴を脱ぎ、
 ゆっくり安心して休養して頂けるように、そして、毎日の楽しい生活から
 第三の人生を創り出して頂けるように、という祈りです。
 丁度砂漠の長い旅の途上、やっとゆきついたオアシスで、
 喜んでくつろぐ人たちのように・・・。

 
            松尾周子

  

 創立者 故松尾周子
大正3年10月13日 現加東市北野にて出生
昭和6年7月6日洗礼を受け、信仰の道を歩み通す。
昭和12年3月 現東邦大学医学部を卒業、西脇市内に松尾医院を開業、地域医療に貢献する。
昭和41年 一人のの老女との出会いにより、老人福祉を志す
昭和43年 社会福祉法人みぎわ会を設立、理事長就任
昭和44年 私財をなげうって、県下民間初の特別養護老人ホーム みぎわ園を開設
昭和56年軽費老人ホームいずみ寮・昭和63年デイサービスセンターーナオミ館・平成11年ケアハウスハンナ館を開設する。
平成17年6月14日 安らかに昇天する 享年90歳
90歳の誕生日を迎えるまで、医師としての激務に励まれた。そして生涯にわたり、みぎわ会理事長としての職責を全うされた。

松尾周子著作集

 私の小さなたより_第1集_19950902

 私の小さなたより_第2集_20050531

 私の小さなたより_第3集_20080614

 私の歩んだ道_19920610

 私のあそび_19971101

 老人ホームにおけるターミナルケア_2002autumn

 記念誌_されど神は愛なり_20051120